注染】
作業中の撮影の為、タイミングが外れている画像をお許しください。
東京都江戸川区、某染工所
糊置き工程
糊置き前の白生地。(湯通し済み)

【岡木綿】
輸入綿糸を用いて織り上げた白木綿織物。明治になって、それまで全盛をきわめていた栃木の真岡木綿を真似て名古屋の商人が作ったもの。おもに浴衣に用いられる。

生地に応じて防染剤を配合して作る。

糊置き台に白生地を延べる。

これといった目印があるわけではないのですが、手際よく正確に生地を広げ始めました。

糊置き

50年の職人さんの成せる技なのでしょう、淀みなく均一にしかも一気にヘラを運んでいました。

素人では、糊が均一にならず、ヘラがスムーズに動かないそうです。

型紙を固定している枠を持ち上げ、生地を折り返して上に重ねる。
生地の両耳がぴたりと揃うように、注意深く折り返す。
繰り返す事約25回、2反分を糊づけするとこのような厚さになります。
この折りたたんだ折り返しのラインがいわゆる型接ぎといわれる部分で、東京本染め注染の特徴の一つであります。
糊付け完成。
注染工程
注染作業台

金網がしっかり固定されていました。
(白く写っている部分)

生地のまわりを、ゴムで出来た堤防で四方を囲い、その中にブリキ板で作られた二つの如雨露(じょうろ)で染料を注ぎ込みます。
ご覧のように勢いよく如雨露から染料が流れ込みます。

この重要な如雨露は手作りで、今では製造できるのは一軒だけだそうです。これも職人さんの世界の製品です。

瞬く間に染料が満たされ、全面に均等に注ぎ込まれた瞬間です。
上の画像の染料が吸い込まれる瞬間の画像がありませんが、こちらの篭目柄の部分が、吸い込まれた後の状態です。

裏表一回づつ行い、両面同じ色合いの染め上がりとなります。
洗い工程
ブランコのように左右に動く機械に、生地を巻きつけたところです。
勢いよく左右にゆすって、糊や余分な染料を洗い流します。
乾燥工程
約7mの櫓に掛け、天日干し自然乾燥を行い、生地の収縮を行います。(当然ですが雨の時は作業を行いません。晴れ上がり、しかも湿度が下がる時までじっと待たねばなりません。)